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【16万人に調査】子どもの頃家にあった本の量で頭の良さが変わる【積読でも大丈夫】

自分の幼少期、家の本棚に何冊の本があったか覚えていますか?

16歳のときに家にあった本の冊数は、大人になってからの読み書き能力、数学の基礎知識、ITスキルの高さに比例することが、31カ国、16万人を対象に行われた調査で明らかになっています。

研究者らは、「子どもの頃に自宅で紙の本に触れることで、一生ものの認知能力を高めることができる」としています。

また、この研究は本の有無を調査しているものなので読む読まないは無関係で積読でも問題ありません。積読に悩むお父さんお母さんに朗報なのではないでしょうか。

Contents -目次-

子どもの頃、家に何冊の本があったか

この調査では「16歳のときに家に何冊本があったか」と参加者に質問したうえで、読み書き能力、数字、情報通信技術のテストを受けてもらいました。

その結果、本がほぼない家庭で育った場合、読み書きや算数の能力が平均より低かったそうです。

自宅にあった本の数とテストの結果は比例し、テストが平均的な点数になるのは自宅に約80冊あった場合でした。

ただし多ければ多いほどいいわけでもなく、350冊以上になると本の数とテスト結果に大きな関係性はみられなくなりました

「どれだけ読んだか」ではなく「何冊あったか」

この調査は、「家に本が何冊あったか」にフォーカスして質問していて、「どれだけ本を読んだか」には関係ありません

本人の性別や年齢や教育水準、さらに親の教育水準、大人になってからの仕事も関係ありません。

学歴でいうと、最終学歴が中学卒業程度であっても、たくさんの本に囲まれて育った人は、大人になってからの能力が、本がほぼない家で育った大学卒業の人と同程度だということが分かっています。

積読でもOK! 本はためらわず買おう!

積読は誇るべきもの

積読とは、買っても机や棚に積みっぱなしになっている読んでいない本のことです。

まだ読んでない本があるのに次々面白そうな本が目に付いてしまって悩んだ経験はありませんか? そういうときでも、スペースや金銭的な制約がないかぎり本は積極的に買うべきです

もし読まなかったとしても、上記のとおり、子どもにとって良い刺激になります。

買った本が積まれた状況は、知的好奇心の現れです。むしろ積読とは誇るべきものだと思います。

それでも本を整理したい人は

もし本の整理について悩んでいる方がいれば350冊を目安にするのがおすすめです。これはそれ以上になると子どもの認知能力との関連性がみられなくなるためです。

自宅にあった本の数とテストの結果は比例し、テストが平均的な点数になるのは自宅に約80冊あった場合でした。ただし多ければ多いほどいいわけでもなく、350冊以上になると本の数とテスト結果に大きな関係性はみられなくなりました

私の経験ですが、数年前に引っ越したとき、とにかく本が多くなってしまって大変な思いをしました。本は重さもあるので引っ越し業者の方にも申し訳なかったです。

もったいない本舗では集荷に来てもらえるうえに着払いで発送可能です。発送用の空の段ボールも送ってもらえますよ。

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