ダイエットをしていると代謝って気になりますよね。
「筋肉をつける」「体を温める」などなど、検索してみると代謝を上げるための方法はたくさん出てきます。
実は代謝をあげるためには、あることをしないことが重要なんです。
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本来、人間は太らない
野生動物を思い浮かべてみてください。余分な脂肪がなく引き締まった体をしています。
人間も同様です。原住民のように自然に近い形で暮らしている人々には太った体型はあまり見かけません。
実際に様々な研究で人間の体重は自動で調整され一定の体重に留まる傾向にあることがわかっています。
自動で体重が調整される仕組みを「セットポイント」と言います。
バーモンド大学の1966年の論文では、被験者に一日10,000キロカロリーを摂らせたところ、体重の増加は15~25%で止まり実験終了後には全員もとの体重に戻りました。
太るのは「セットポイント」がおかしくなっているから
セットポイントが正常に働いていると、「たくさん食べる⇒満腹になる⇒体脂肪が燃えやすくなる」という具合に、食べることによって体脂肪が燃えてくれます。
このセットポイントの正常な働きを狂わせる大きな原因が「レプチン抵抗性」です。
食欲抑制する働きのあるホルモンに「レプチン」があります。
レプチンの働きに支障がでることで、いくら食べても空腹感がなくならず満腹になりません。一方で代謝は下がってしまい脂肪は燃焼しづらくなっていきます。
この現象をレプチン抵抗性といいます。脳がレプチンに反応しなくなることで起こります。
それでは、レプチン抵抗性によっておかしくなってしまったセットポイントを正常に戻すにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、加工食品を食べないことです。
ダイエットの敵は加工食品 コンビニご飯は直ちにやめるべし
本来、太らないはずの人間が太ってしまう原因はなんでしょうか?
それは、現代の食生活にありました。肥満の原因は「加工食品」だったのです。
現代社会に流通している加工食品にはたくさんの科学技術が使われています。賞味期限を延ばしたり、レンジでチンで簡単に食べれたりするのはそのおかげです。
また、加工食品は多くの人に繰り返し買ってもらうために中毒性のある味付けがされています。
こういった理由から保存料のガンガン入ったコンビニご飯は肥満の原因になります。
加工食品を減らすことでセットポイントは正常に戻っていき、脂肪も減りやすくなっていきます。異常な食欲もなくなっていくので無理に食事を減らすことなくダイエットができます。
[box class="yellow_box" title="加工食品って具体的になに?"]
●原材料から形が変わっているもの
・小麦粉でできているもの
・ポテチなどのスナック菓子全般、アイス、インスタント麺、ファストフード など
●砂糖、人工甘味料、植物油脂、添加物の入っているもの
●低脂肪食品(本来入っているはずの脂肪分を加工しています。これも加工食品!)
とにかく成分表をみて自分で説明できないものが入っていたら避けましょう。
江戸時代の人は食べていたかな?なんて判断基準もわかりやすいかもしれません。
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加工食品を減らすだけで体重が減っていく
加工食品を抜くだけで月に1~3キロづつ体重が減っていきます。
空腹感に苦しむことなく痩せていきますし、セットポイントが正常に機能するようになればリバウンドもしません。
加工食品を控える生活をしていると人間の本来の体型に落ち着いてきます。だいたい男性は14%前後、女性は22%前後の体脂肪率になるそうです。
この食習慣が軌道に乗るまでは、甘いものが食べたい、揚げ物が食べたいと誘惑がありますが、私の体感ではだいたい4~5日もすれば食欲も収まってきます。
続ければたまに加工食品を食べてしまってもあんまり美味しくないな、と感じるし、自然と味付けも薄くなって野菜も多くたべるようになるので、体調も良く心も軽くなります。
【ドクターベジフル青汁】は、大麦若葉末、きなこ、黒糖、かぼちゃパウダー、おから末、 さつまいもパウダー、紫いもパウダー、 野菜ミックスパウダー(ほうれん草、ケール、桑の葉、トマト、キャベツ、 小松菜、人参、サニーレタス、グリーンリーフ、チンゲン菜、春菊、 レタス、パセリ、ごぼう、ピーマン、アスパラガス、大葉) と保存料も添加物も一切入っていなくておすすめです。
私はこの「加工食品抜き」プラス「朝断食」の食習慣と一日5~30分程度の運動で8キロ痩せることができました。
後日、「朝断食」と運動についても記事にしていきますね。